6月から学校再開してたんよ
3月20日の登校を最後に『再開時期不明』で学校が休校になりましたが。
(この『再開時期不明』っていう響きがこわかったあの頃・・)
5月半ば、6月からの学校再開が発表されました。
とはいえまだまだ条件付き。
全学年再開とまではならず、ナーサリー、レセプション(小学校入学準備学年)、Year1(小学1年生)、Year6(小学6年生)だったかな、それらの学年が再開の対象。
クラスも休校になる前と同じとはいかず、1クラス最大15人のグループに分けられ、グループごとに登下校時間がずらされます。
5月半ばといえば、ロックダウンが緩和されたばかりの頃。
緩和されたとはいえイギリスのコロナの状況はまだまだ収束にはほど遠いころでした。
「ちょっ、おま、ボリス正気か!?」
って、思っちゃったチキンで超心配性のわたし。暴言すみません。
我が家の上の子、レセプションの学年なのでずばり再開対象なのです。
レセプションって、4,5歳です。ソーシャルディスタンスもくそもないお年頃。
その頃は、コロナ感染した子どもの一部に川崎病に似た症状が現れたなんてニュースにもなっていて、ますます心配性指数が上昇していました。
(そういえばこの川崎病のニュース、最近見なくなったけどどうなったのかな?)
登校させるかさせないか
まぁそんなにキーーーっとしなくてもよいのです。登校させるさせないは保護者の判断で、無理にさせなくてもよいので。
ということで、我が家は登校させない!に決定!!
学校から「再開についてアンケートのお願い」が届いたので、鼻息荒く、
「まだまだ心配なので登校させません!もし状況が良くなったら行かせるかもしれません!」と、回答しました。
私の回答、反映されよ!学校再開キャンセル!!!ふんがー!!!
しかし、アンケートをとった次の週、学校から「アンケートのご協力ありがとうございました。学校再開することにしました。」とのレターが。
まじかよ・・・。
月曜日にそのレター(メールですが)が届き、水曜日までに「行かせる/行かせない」の最終決定を返事しなくてはいけません。
行かせなければいいんだけどぉ・・・・・
チキンで心配性で、でも、さらには優柔不断のわたし、また悩む。超悩む。
だって、行けるなら行ってほしいしねやっぱり・・・
学校からのレターを読むと、学校側もかなり慎重になっているのが分かります。
政府のガイダンスに乗っ取って1クラス最大15人までに抑えるのはもちろんのこと、登下校の際の待機場所、順序、クラス内での文房具やおもちゃなどの取り扱い方(一人一人に割り当てられ、他の子とシェアしない)等々、細かいルールの説明がありました。
学校も先生も、大変だっただろうなぁ。
かなりの細かいルールの説明と共に
「しかしながら、それでもソーシャルディスタンスをきっちりと守れるとは断言できません」
「リスクを完璧に避けられるとは言い切れません」
との断りも書かれていました。そりゃあそう。私はかえってこの言葉に心動かされました。
家に閉じこもってたって、完璧な予防なんて100%できてるのか分からないもん。
クラスのママの反応は
クラスの保護者のWhatAppグループ(LINEグループみたいなもの)があるのですが、普段積極的に発言するお母様方も、珍しくおとなしい。
まだ決めかねてるっていうのもあるだろうし、行かせるか行かせないかなんてそれぞれの考え方でどちらが正解とは言い切れないから、さすがのお母様方も遠慮してるもよう。
ひとり、『学校再開反対の署名を!』とのリンクを貼り付けてきたお母さんもいましたが、他のお母さんに
「一人一人考えも事情もあるし、学校の意向もあるし、様子を見ましょう」
と、諫められていました。
日本人友達とも話す、で、決めたよ。
チキンで心配性で優柔不断の私はさっそく他の学校に通わせてる日本人ママたちにも連絡をとりました。
クラスのママなんてさー、私英語ダメダメだしついてけないし、もうすっかり大人しいおっとりママを演じてますからね (・∀・)ウヒャ
意外というかなんというか、大部分の友達は登校させるのに積極的!
「待ってました!」なんていう友達もいるくらい。
そっかー、私ってやっぱり心配性なのね・・。
でも友達のポジティブな意見を聞くのはまた心動かされました。
最終的に決めるのは自分としても。
結局行かせることに決めたのは、同じように「行かせたくない」と言いながらも友達が続けた次の言葉が決め手でした。
「行かせたくないんだけど・・。でも、もし本当にこの秋に第2波がきてまた休校なんてことになっちゃったら、今年どれだけ学校に行かせてあげられるのかって思うとねー。。。」
そ、そうだよね。さすがにそれはかなしい・・・。
結局、行かせることに決め学校に返事をしましたが、その後学校が始まるまでは毎日毎日、イギリスのコロナ感染状況、私の住む町の感染状況をチェックしては「ほんとにこれで良かったのだろうか」なんてドキドキドキドキしてました。
実際学校が始まってみたら。
6月1日の初登校の日。

『ここで止まってね』の足スタンプ。
このスタンプが2m(ソーシャルディスタンス)ごとに地面に押されています。
今やいろんなお店の前の地面に押されている足スタンプですが、
さすが学校、子どもサイズ。可愛い♡
あれだけ緊張してたのに、いざ学校に行ってみたらうちの子のグループは5人!
ちょっと拍子抜け (◎´∀`)ヤダー
そんなら我が家も無理して来させなくてもよかったんじゃ?という気持ちもあったけど、それよりも「こんなに人数少ないなら安全だわ!」というラッキー♪な気持ち。
ただ、子どもは子どもなりにいつもと違う学校に何か感じてたようで、
「じゃあもうコロナは心配ないの?」
「学校にはコロナウイルスいないの?」
と聞いてきたり、ある日登校途中に立ち止まり、
「お家にいたい」
と言い出した時には、私も「ここまでして行かせなくてもいいかな・・」とくじけそうになったり。
でも、それから週を追うごとにクラスメイトが増えてきて、最終的にはグループに12人!
えええ???途中からでも戻ってきていいよなんてレターのどこにも書いてなかったけど!?あの私の悩んでた日々は一体なに?
なんて思いつつ、実際人数が増えるとにぎやかで嬉しいものです。
子どもも楽しくなってきたようで結局毎日休まず通いました。
結論、行ってよかった。
のちのち、近所の日本人大先輩(しかも医療関係で働くお方)と話したとき、
「そんなに悩んでたの?もー、私に相談してくれれば、私の答えは「ぜひ行かせなさい!」だったわよ!」
と、言われました。
ワァ(・∀・)オ
曰く、
『子どもが感染するリスク』
と、
『子どもが家に引きこもることによるメンタルのリスク』
を考えたとき、後者のリスクの割合の高さと深刻さ。とのこと。
これねー。
うちの子はすっかり家で怠惰な生活を送るのを楽しんでおり、メンタルに問題はなかったように思うけれど、メンタルの問題で言ったら私が非常にやられてましたからね。
コロナの恐怖と、経済的恐怖。
その私のメンタルも、学校再開により毎日送り迎えで外に出るようになり、せっかくだから送り迎えの前後に下の子をバギーに乗せて散歩する習慣をつけたら驚くほど楽になったんです。
外の空気を吸うってこんな気持ちよかったんだー♪
ビタミンDってほんと大事なのね、と身をもって感じ。
それまでだらけた生活を送っていた我が家も、子どもが学校に通ってる間に掃除したり、模様替えしたり、こどもが学校から帰ってきたらそのままお風呂に直行!そしてお風呂から出たあとは早めの夕ご飯。というそれなりにメリハリある(?)生活リズムも作れたし、これはほんとによかったなーと思っています。
もちろん「行ってよかった」なんて思えるのも何事もなく安全に通えたからこそ。
学校や先生たちには感謝感謝で一杯です!!
さーて、夏休み。
早くも怠惰に過ごしております。
せっかくせっかく生活リズムを戻せたと思ったのにー!
そして、家を綺麗にして夏休みを迎えようなんて思って掃除を頑張った母の気持ちをあざ笑うかのように、一瞬にして散らかり放題。そういうもんだよね・・
とはいえメンタルはもう大復活!!
予定はないにしても忙しくなりそうなこの夏休み、まだまだコロナは油断できないけど楽しみたいなと思っております。
てか、ブログ書く時間がとれない・・・◝(๑⁺д⁺๑)◞՞
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