【イギリスで働く】自己紹介がてらにイギリスに来てからの職歴、書いてみまーす!(長文になったよ。)

仕事探し

前回の記事で「金融の経験があったら強い」だの「経理の経験があるといいよ」だの好き勝手書きましたけど。好き勝手書いている私はどれだけの者なのでしょうか。そりゃあもう大したことないんです。大したことない私だから「金融」だの「経理」だの、結局は自分でも憧れているのかもしれない。

こんな私でもイギリスで働けているよ!っていう私のイギリスでの職歴を自己紹介がてら書いてみようと思います。今お仕事を探している人の参考や励みになったいいなーと思います。

そもそも私はこんな人

☞学歴:短大国文科卒
☞持っている資格:中学国語教員免許第二種、日本語教師
☞日本での職歴:
– 新卒で某大企業のグループ会社の営業事務
– 広告代理店(大手ではない)で営業アシスタント
– 居酒屋アルバイト
– 新幹線の売り子さんバイト などなど。
☞留学:血迷って社会人5年目にして退職、イギリスのブライトンに語学留学する。
☞しかし英語力:ひどいなんてもんじゃない
– TOEICのスコアを人材派遣会社登録時に正直に言ったら「どうしちゃったの!?」と言われたことあり笑。あれから10年、大して伸びていない´д`
☞年齢:2021年現在アラフォー
☞その他:子ども2人

こんな感じ。

そんな私の、華麗なる「びんぼーヒマなし人生」

ほんとなら働きたくないです。。いや、働きたいけれど英語に自信が無さ過ぎて「求人に応募」「面接を受ける」そして「働く」、こわくてこわくて仕方ない。でも我が家は働かざる者食うべからず、なのです。頑張りましたとも。

※2021年4月25日現在のレートで日本円に換算しました。

①なんちゃって寿司レストランで寿司担当

(イギリスに住み始めたばかり。ブライトン(Brighton)→ホーシャム(Horsham)に住んでいたころ。)

ブライトンのYo-Sushiで寿司セクション担当。時給£6.00~6.50くらい(900~970円ちょい)。

1年ちょい働いて日本人のお客さん見たの2回!
そのうち1回は冷やかしで来た私の友達、残りの1回はイギリスに来たばかりの留学生の男の子で「寿司はともかくおねえさん(←私よ私!)と話せたからよかったです・・」と、なんか申し訳なくなるような、日本人に超不評な回転寿司レストラン。

握りずしも作ってたけど、マシーンが作る『握り』に寿司ネタのっけてくだけ。

笑。

●ロンドンにある学校に通い、日本語教師の資格をとる。
●ダンナがロンドンで仕事が決まり、私もロンドンで仕事を探そうとMixbの求人欄を見ていくつか履歴書を送ってみる。

※日本語教師はあくまで副業的に考えてました。フルタイムで授業持つとか無理!

●1件、面接の機会をくれた会社があり、鉄道に乗ってロンドンに面接を受けに行き、撃沈。
●日本人補習校の非常勤講師の登録に応募し、二次まで進んだところで日本語教師の資格を取った学校から「土曜日の午前中、日本語を教えませんか?」と連絡がくる。
●やります!と即答し、補習校は辞退。

②日本語教師とウェイトレスと物流会社で事務職と

(ロンドン(London)に引越しました。)

週に1回、サタデースクールで現地の子に日本語を教える。1レッスン£13.00(約1950円)。それを3コマ。

もちろん並行して平日のお仕事も探す。これが全っ然ダメで、そもそも面接までたどり着かない。

1件、食品会社で電話面接の機会をいただき、撃沈する。

●気分転換に近所の日本食レストランでバイト。時給£5.00(約750円)
●このバイト始めた途端に、物流会社での事務のお仕事決まる!派遣で年給15Kとかだったと思う。
↑ちゃんと計算してみたら12K(180万円弱)でした・・・(ノ∀`)アイヤー これ、事務としてかなり低い賃金です。それでも事務のお仕事に就けたのが嬉しかった!

事務の仕事は仕事量が少なかったので時間に追われることもなく、英語のメールの書き方とか、仕事の進め方とか、一切嫌な顔せず「大丈夫大丈夫」と教えてくれるお姉さん的存在の先輩がおり、ロンドンに来て初めてのオフィスワークがここで本当に良かったと今でも思います。他のお仕事と並行して働くのも全然きつくなかったし。

土曜日の日本語教師と並行して働く。日本食レストランも辞めずに週2で続ける。
ちょうど1年経つころに部署閉鎖のため派遣終了(°д°) 仕事少ないとは思っていたけどまさか笑
●どっちが先だったか覚えてないけどバイトしてたレストランも潰れる(°д°)アチャー

③製薬会社で事務職、日本語教師も続行

製薬会社で事務職、派遣社員。年給22Kくらい(約330万円)。

☆☆☆ここで、私のイギリスの仕事運がつき始めます☆☆☆

ハートの熱い上司が面接の「印象で」採用してくれたらしい。・・・そういうこともあるんですね。

ここではめちゃくちゃ鍛えられました。本当色々勉強させてもらった。私を採用してくれた上司は厳しい人で英語もぼろくそに言われたし、「あなたより素晴らしい経歴の人を選ばすにあなたを選んだ。その期待に応えて欲しい。」みたいなことも言われたし(きっついのー)。でも同時にとても温かい人でした。色んな仕事をさせてくれて、辞めることになったときにはCV(履歴書)作成を手伝ってくれて。本当に有難かったです(PД`q。)
ついでに飲み会も多くて、素敵な社員さんが多くて働いてて楽しかった。初めて「ロンドンに来て良かった」と思ったくらい楽しかった。

ちょっとちょっと、どんだけ悲しいロンドン生活・・・(тωт)

●当初の予定通り、1年で契約終了。
●ここでの仕事内容をアップしたCVで、これまでとは桁違いに面接の話が舞い込んできて、面接に行きまくる。
●で、落ちまくる。

「会ってみたらたいしたことねーなー」ってこと?( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \

でも2次面接まで行ったのもいくつかあり、残念ながらに少しづつ手応えみたいなものを感じてました。

④金融で事務職、日本語教師も続行

金融系会社で事務職、1年契約の派遣社員。年給26K(約390万円)だったかな?

面接落ちまくった私を最終的に拾ってくれたのが超大手の金融。これにはめちゃくちゃびっくりでした。

ハリウッド映画のセットのようなオフィスで、面接に行ったときは場違い過ぎて逃げ出したかったほど。なぜ採用してくれたのか、今でも分かりません。まさに運とタイミングだけで採用されたんでしょう。

1年働いて分かったのは、やっぱ私とは別人種の人たちが働いているんだと(笑)。イギリスで働くの自信ないとか英語のせいにしてたけど、英語抜きにしても己の至らなさを痛感しました。

(´∀`;)

でもやっぱり職場の人には良くしてもらって、いい経験だったなー。

●ここで働いているときに妊娠して、退職後出産して専業主婦を2年ほどする。
●日本語教師も、妊娠が分かってから区切りのいいところで辞めました。

⑤IT企業で営業事務

IT企業の営業事務職。週20時間程度のパート職。時給£12(約1800円)。
これもね・・私、英語も苦手だけどその上めちゃくちゃアナログなんです。働きたいがためにITに飛び込んでしまったけど、案の定訳わからなくなってました。もーほんと先輩方ごめんなさいですわ・・。
子どもができてからの初のお仕事だったので、子どもの預け先探しから始まり、働き始めてからの子どもの送り迎えや発熱などでの急な呼び出し、預け先と私の都合のつけ方等々なかなかうまくいかず、預け先自体には何も問題がなかったにも関わらず3回も預け先を変えたのが子どもに申し訳なかったし、仕事以外の悩みの種も多く、育児と働くことの両立って大変なんだなーと痛感しました。
IT苦手は克服できなかったけど、仕事の流れを覚えたら仕事自体は楽しかったです。一緒に働く先輩が同い年の子どもをもつママだったので色々情報交換したりグチりあったり、そういうのも楽しかった。

2年近く働いたころ、どうにもこうにもきつくなってきて、またお金も、預け先や交通費の出費で大半が出ていき、なんか色々とストレスが溜まってきました。まぁ一番のストレスは妊娠しなかったことだったんだなー。2人目が欲しかったのです。(いきなり何の話)

●2人目に恵まれなくてもこの際心機一転仕事を変えてみようと思い立ち、即出張中の上司に退職の意向をメールする。
●たまたまあったパートのお仕事に応募し、面接を受ける。
●出張から帰ってきた上司と面談し退職が受理される。面談が終わって15分後に先日受けた面接の採用の連絡をいただく。

(゚∀゚)すごくなーい!?

⑥ゲーム機器会社で経理アシスタント

こちらもパートタイム。週22時間で時給£11(約1600円)。

時給は下がりましたが交通費が随分と抑えられたので出費が減りました!
職場は数人の日本人女性とイギリス、ヨーロッパ各国出身の社員さん。皆日本語がとても上手で、どうやって勉強したのかもっと真面目に聞いておけばよかったと今更ながらに後悔しています。。
アラフォーの日本人スタッフに対してイギリス&ヨーロッパのスタッフは若者ばかり。大学を出たばかりの子もいたりして、日本人スタッフで「なんかもう息子、娘みたいだよねー(*´ω`*)」と、ほのぼのとしていました。和気あいあいとした職場で楽しかったです。
しかし、びっくりなことに、、、

●働き始めてすぐに2人目妊娠発覚。8ヶ月まで働いて辞める。

少ししか働けずに辞めることになってしまって申し訳なかったのですが、皆温かく祝福してくださってとても嬉しかった。働けてよかったなと思います。

⑦土曜教室での日本語教師。

下の子生後6ヶ月、ロックダウン始まる&ダンナが無職にヽ ( ꒪д꒪ )ノ
Furlough(職務停止による手当)対象にもならず「終わった・・」と思いました。貯金+私のマタニティー手当でしのいだ数か月後にUniversal Creditというざっくりいうと生活保護みたいな手当を頂けることになり、なんとか生き延びました。

イギリス政府、税金を納めている皆さまに感謝˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
ついでに今まで税金納めていた自分とダンナにも感謝←プライド笑

このおかげで、とりあえずの危機は免れたものの、「やっぱり私も仕事を持った方がいいな」と、2人目できてからはしばらく専業主婦の予定だったのですが、仕事探しを始めました。そして地元のコミュニティセンターでやっている土曜教室で日本語教師の職に就けることになりました。

土曜日の午前中、1レッスン£15.00(約2200円)。それを2コマ。
ちょこちょこ行われるミーティングや研修でもお金をいただけたので、それなりのまとまった収入になりました。

⑧現在、再び無職。しかしそれと引き替えに・・・

土曜教室の突然の閉鎖が決まり、再び無職。。。わたし、もうつかれた。

と、思ったら2週間後にダンナの仕事が決まります(ノД`)・゜・。
希望する仕事とは違い、お給料も決して高くないですが、とりあえず繋ぎの仕事として充分有難いです。

そして「ダンナ一人に頼らない方がいいなー」と思う気持ちに変わりなく、何かいいお仕事はないかと引き続き求人をチェックする日々です。

もし、いまイギリスでお仕事探しされてる方が見ていらっしゃったとして。

もし私のように自信がなかったりしても、大丈夫!って伝えたいです。

こんな私でも働けてるんですから。マジで。

不採用が続いても、落ち込んだり自信が無くなったりするひつようは全くなくて(しちゃうけどね)、最終的に自分に合ったところに出会えるはずです。

もし出会えなくても、転職するうえで年齢がネックとならないイギリス社会。いつでもチャンスをうかがって、経験を積んだらまた挑戦すればいい。私も数年でお給料倍以上になったんですよ!

ほんとう、日本も年齢や子どもの有無が転職にネックにならないという社会になって欲しいなぁ。

ま、年齢に見合う職歴も求められるってことでもあるわけですが(・∀・;)

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